始めて公募展などに出展する作家さんが間違いやすいものの一つに、ヒートンと紐の付け方があります。
ヒートンと紐の付け方を間違って搬入すると、ギャラリーのオーナーやスタッフさんがやり直しをすることになり、とても手間がかかります。
始めて出展する作家さんは必ず事前にヒートンと紐の付け方を調べて、作家活動への一歩を進んでもらえたらと思います。
■準備しておくもの
左から...
1:ヒートン
2:キリ
3:定規
4:ハサミ
5:紐
1:ヒートン
画材屋さんや文房具屋さんで購入できます。
F0サイズなら一番小さいものOKです。
読者さんからヒートンを探して色んなお店をはしごしたと聞いたので、リンクを貼っておきます(ちなみにその方は探し回ってホームセンターで購入したそうです)
締め切り前に焦るのは心境によくないので早めに通販などで購入しておく方がよさそうです!
2:キリ
写真に写っているものは銅版画用のニードル。。。
まぁ、先がとがっていて木枠に穴が開けれればなんでもいいです^_^;
3:定規
4:ハサミ
5:紐(100均でOKです)
2022.3.15更新↓
紐は100均でOKですと記載していましたが、額縁用紐を紹介しておきます。
額用紐のメリットは
ちぎれない→落下防止
のびない→飾っているとだんだん紐がのびてきて前のめりになる、
紐を結ぶときにのびないので結びやすい、です。
■ヒートンと紐の正しい付け方
1.キャンバスの上から1/3のところにキリで穴を開けます。
2.1で開けた穴にヒートンを回しながら入れます。
3.紐を切ります。
長さはキャンバス(パネル)の横幅×3倍あれば十分です。
4.紐を結びます(二重結びにします)
4-1一重目
写真のように余った紐は左が長く、右が短くなるように結びます。
4-2二重目
この時に紐がぴんと張るように!!
一重目の結び目を指で押さえながら結ぶと結びやすいです。
何度かやるとコツがつかめてきますので、やり直してぴんと張るようにしてください(私も苦手な部分です)
5.右の余った長い紐を結びます。
一重結びでOKです。
6.余った紐を切ります。
左の部分も木枠の中に納まるように短くします。
7.紐がたわんでキャンバス上部よりはみ出していなければOKです。
(たわんでいたらやり直してくださいね。)
8.完成!!
壁掛けした状態です。
いかがでしたでしょうか?
二重結びをするときに紐をぴんと張るのが難しかったのではないでしょうか?
何度かやるうちに自分なりのやりやすい方法が見つかると思うので、あきらめずに何度も挑戦してみてくださいね。
もっとやりやすい方法があるよ!という人はコメントで教えてくれるとうれしいです。
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