個展開催までにしておくこと10点

 こんにちは。

 前回(2023年6月)開催した個展のときの反省を踏まえて次回の個展開催前にしておくべきこと10点を書き出します。

 

仕事と同じで、フィードバック→トライ→ エラーの繰り返しが大事だなと思う。

 


1.作品の色のバリエーションを増やす

 

前回開催した個展は「涼やかな夏」 をイメージしたので、15.6点中、12.13点が青空の作品でした。
個展会場体的が青い空・白い雲、 青い海という統一されたイメージにはなったのですが、
色のバリエーションが単調になってしまいました。

 

青空じゃない作品3点のうち、 1点がコレクターさんに購入されました。
普段描いているのとはちょっと違った作風を好む気質のコレクター さんもいるようです。
なので、 いつもと違う色合いの作品のバリエーションを揃えておくことも重 要だなと感じました。

 

私と同じように心象風景を描いている作家さんは
朝昼晩、春夏秋冬、晴れ・曇り・雨などによって
色のバリエーションを持たせることができます。

 


2.小さい作品たくさん作る

 

売れやすいのは小さい作品です。
これは日本の住宅事情である飾る壁の広さと予算によります。

小さい作品とはSMS(227×227mm) 以下の作品くらいのこと。
はがきやサイズやF2号(240×190mm) のキャンバスサイズもあるので
そういった小さい作品の数を増やしておくとよいです。

 

また、P・M・Sサイズのキャンバスを使用することで、サイズのバリエーションを持たせることもできます。

 

(人によってはスクエアサイズのキャンバスを45° 回転させてひし形の支持体にしていたりします。)

 


3.1カ月以上前には描き上げる

 

(DMに掲載する作品は2- 3カ月前くらいには描き終えたほうがよい)
搬入前日に焦って梱包しないようにするために早めに描き上げる。

 


4.1カ月以上前に描き上げて写真を撮る

 

次の5番で必要な作品リストを作るためとSNSに掲載用の写真を 撮るため。

 


5.以前購入してもらった人にDMと一緒に作品リストを送る

 

まだやったことはないのですが、 次回の個展のときに試してみたいこと。
個展のDMと一緒に作品の画像とサイズ、 価格のリストを郵送する。

 


6.SNSで告知する

 

・3カ月くらい前に、一度告知
・DMが出来た段階で告知
・1カ月くらい前に告知
1・0日位前から出展作品の画像(部分) をUPしていってよいと思う。

 

作品をSNSで見られればそれで満足してしまうのでできるだけ情報を解禁しない方がいいという人もいるが、私が人の個展に行くときはSNSで流れてきた画像がきっかけな ので、
画像を掲載しても問題ないと思います。

 

著作権などが気になる場合には作品にかかるように署名をいれておけばよいかと。

 


7.個展終了後に通販を開始することを事前に通知する

 

・まだ試したことはないが、個展のDMに記載しておく
・個展会場にPOPを置いておく
・悩んでいるお客さんに伝えておく
・個展終了と同時にSNSで告知する

 

絵を普段から見ることがない人にとっては
絵は高いもの(購入までに悩む人が多い)
ので、通販の存在を知っておいてもらうことは大事だと思う。

 

 

8.個展出展の作品で画集を作る

 

これも次回の個展のときに試してみたいのだが、 個展出展の作品で画集を作る。


作品を買うまでは行かないけど何か購入したい・・・ という人に向けて。

 

ポストカードでもいいのだが、 せっかくの個展なのでポストカードよりも単価が高いものを購入し てもらえたらなと思う。。。


単価の低い水彩画の原画を置いてもいいのだが、 油彩の原画からそちらに流れてもいやなので差し控えようかと思う 。

 


9.通販サイトをオープンする

 

通販サイトをすぐオープンできるように準備しておくこと。

 


10.大きい作品を作るかどうか

 

個展の際に大きい作品を作るかどうかまだちょっと悩んでいるのだが、それはまた別の機会に書ければと思う。

 

 

【まとめ】

1.作品の色のバリエーションを増やす

2.小さい作品たくさん作る

3.1カ月以上前には描き上げる

4.1カ月以上前に描き上げて写真を撮る

5.以前購入してもらった人にDMと一緒に作品リストを送る

6.SNSで告知する

7.個展終了後に通販を開始することを事前に通知する

8.個展出展の作品で画集を作る

9.通販サイトをオープンする

10.大きい作品を作るかどうか

 

 

以上、個展開催までにしておくこと10点でした。

参考になれば幸いです。