プチプチの表と裏を調べてみた結果

絵画の梱包に必ず使うプチプチ。今回はプチプチに裏と表があるのか調べてみました。

 

作家のみなさんは作品を梱包するときに必ずプチプチを使っていると思います。
でもそのプチプチに表か裏があるのか考えたことはありますか?


表と裏があるのならどちらを表にしたほうが衝撃を吸収してくれるのか…と思い、調べてみました。

 

補足
プチプチは川上産業株式会社の商標登録です。
プチプチの正式な一般名称は「気泡緩衝材」でした。

 

 

では、早速

 

プチプチの表と裏を調べてみた結果

・プチプチに表と裏はない

・どちらを表にしても衝撃の吸収性に差はない

・どちらを表にするかは作業効率次第

 

でした。

プチプチに表裏はなく、どちらを表にしても衝撃の吸収性は関係ないようでした。
一安心ですね。

作業効率とはなんぞや?と思った方↓

例えば…

・プチプチをテープで止める場合
プチプチを内側に梱包して外側をツルツルの面にしたほうがテープを貼りやすい。

・プチプチを巻いたあとにダンボールに入れる場合…
プチプチを内側に梱包して外側をツルツルの面にしたほうが摩擦が少なくて入れやすい。

ということでした。

 

プチプチを袋で使う時、粒は袋の内側か外側どちらがいいですか?

どちらでも大丈夫です。緩衝性能は変わりません。
粒が内側だと商品によっては袋に入れる際に、粒に引っ掛かってしまい入れにくいことがあります。
ただ、プチプチ袋にラベルを貼りたい場合は、粒が外側だとラベルの接着面が少なくなり、剥がれてしまう恐れがあります。袋には、両面フラットな3層品がおすすめです。

よくあるご質問 | 梱包材・プチプチの川上産業株式会社

 

こちらの商品の幅は60センチあるので、F15くらいまでのサイズなら梱包できます。

どうせ作品を作り出したらたくさんプチプチが必要になってくるので一巻きくらいあってもいいです。抱き枕にもなります(笑)

 

 

ところで、作品に直接プチプチを巻いていると作品とプチプチがくっつくことがあります。

作品保護のためにクラフト紙などを巻いてから梱包するといいですよ。

 

私はホルベインさんのクッツカーネという商品を使用していたのですが、残念ながら現在(2022.3.3)は廃盤になっているようです。

正確には廃盤ではなく、資材が調達できずに生産できないようです(コロナの影響でしょうか??)

2022年には生産が再開されるとの情報もあるようです。

ホルベインさん、生産再開を待っています!!

 

 

www.amazon.co.jp

 


後、作品をプチプチで梱包するときにガムテープやOPPテープを使用しないでください。

このテープは粘着力が強いので作品にひっついてしまうと画面が剥離してしまう可能性があります。

プチプチを巻くときは養生テープなど粘着力が弱いものを使用してください。

 

養生テープは100均でも売っていますが、幅が細いのと巻き数が少ないのでホームセンターなどで購入するほうがおトクだと思います!

 

最後に・・・

作品の梱包の仕方でどれだけその作家さんが作品を大切にしているかわかるので、できるだけきっちりと梱包するようにしてもらえたらなと思います。

 

この記事が役に立ったと思った方は「シェア」お願いします。