絵を買ったら作者からお礼が来るかな?
絵を買ってもらったから、お客さんに御礼状を送るべき?
と、思っているあなたに。
作家からお礼のお手紙やSNSを通して連絡が来ない理由を解説します。
※この文章は必ず御礼状を送るべきという内容ではありません。作家のタイプによってお手紙を送るのが好きなタイプの人とそうでない人がいます。
■発動条件
1.企画のギャラリーで絵を購入した
→企画のギャラリーは売れた作品の35〜50%のマージンを得て運営しています。
なので、誰が購入したか作家に連絡しないことが多いです。
理由は作家とお客さんが直接売買するとギャラリーにマージンが入ってこなくなるからです。
まぁ、最近は作家も個人のSNSで宣伝できるし通販サイトも持てるのでこのシステムが有効なのかなと思いますが。。
(私も作家活動を始めて誰が買ってくれたか知らせないシステムを知りました)
ギャラリーが作家に購入者を教えるかどうかは、ギャラリーのホームページの端っこの方に小さく書いてあったりします。
まぁ、購入者からしたらそのギャラリーが企画か貸しかなんて関係ないと思うけど。
あと、そもそも誰が購入してくれたか聞いていいのか分からない、というのもあるかもしれません。
作家も企画のギャラリーがマージンで運営しているのを知っているので聞いていいものかどうか躊躇したりします。
※企画のギャラリーでも誰が購入したか知らせたり、作品を発送する際に御礼状を添えるときができるシステムを取っているところもあります。
2.通販ではなくギャラリーで購入したが、その際作者は在廊していなかった
→1.の理由も相まって誰が購入したか作家は分かりません。
企画のギャラリーで絵を購入しても、その時に作家が在廊していれば購入者自身が自分の名刺を渡したりSNSで繋がったりできます。
3.SNSなどで作家に自分が購入したと分かるように投稿していない
→1.2.の理由で誰が購入してくれたか分からなくても、SNSで@をつけて連絡をもらえると誰が購入したか知ることができます。
自分が購入しましたよ〜とSNSで流れてきたら喜びます。
以上、絵を購入しても作家から連絡が来ない理由3点でした。
私自身も御礼状を送らなかったりすると失礼かな?と思ったりもするのですがそもそも誰が購入したか分からないので送れないということがままあります。(誰が購入してくたか聞くこと自体がタブーなのか?と思うとギャラリーに聞きにくかったりして。。もしかしたら快く教えてくれたりするのかもしれませんが)
ご参考になりましたら幸いです。