こんにちは。
今日はギャラリーで作品の写真を撮ってもいいかについて書きます。
基本的に美術館では写真を撮ってはいけないですよね。
(なぜ美術館で写真を撮ってはいけないかは最後に書きたいと思います。)
では、ギャラリーはというと、
・撮影可という記載があれば撮影してもいいです。
撮影可の記載があっても、ギャラリーのオーナーや作家さんに一言声をかけると丁寧です。
※グループ展の場合、個々の作家さんによって撮影可かどうか異なってくるのでよくご確認くださいませ。
※グループ展などで出展者が複数人いる場合、本人に確認を取らず他の作家さんが勝手に写真OKなどと答えないように!(自分の作品は自分で守らないといけないので撮影を遠慮してもらいたいならきっちりと注意書きを作ることですね。)
※ギャラリーや作家さんによっては、作品単体の正面写真や接写は遠慮されている場合もあります。注意書きがあればしっかりと確認してくださいませ!
→作品正面からの撮影を遠慮されているのは盗作を防ぐためです。
特に切り絵作家さんが被害にあっている方が多いようです。
作家さんが考えた構図をそのままま無断使用して作品を販売しているみたいです。
盗作を見かけた場合の対処方法は一番下に記載しておきます。
※他のお客様が写り込まないようにお気をつけくださいませ!
※たまに作家さんと一緒に写真を撮りたいという方もいらっしゃいますが、撮った写真をSNSなどに掲載してもいいかご確認くださいませ。作家によってはSNSで顔出しされていなかったりします。
・写真可とともに、SNS可と記載されている場合もあります。これは撮った写真をSNSにアップしてもいいですよ、という意味です。
・SNSに掲載する場合、ハッシュタグで作家さんの名前や個展名、ギャラリーの名前などを入れると検索しやすくなり喜ばれます。
もし、盗作を見かけたら…
・作家ご本人が見つけた場合
フリマアプリや通販サイトの事務局に連絡する
・SNSなどで盗作を購入しないように呼びかける。
・お客さんなど第三者が見つけた場合
買わない!!
作家さん本人に確認を取ってみる(ご本人が知らない場合もあるので)
最後に
なぜ美術館では基本的に撮影できないのか?
→例えば、ルーブル美術館展などの特別展はルーブル美術館から借りて展示している作品です。
(なので日本で天災・人災などがあった場合は海外から良い展示が来なくなります。。)
カメラのフラッシュなどで作品が傷まないように配慮しているのではないかと思います。
常設展はそこの美術館の所有物なのでその美術館が許可を出していたら写真を撮影してOKです。(彫刻とかたまに触っていい展示をしていたりしていますね。)
バンクシー展に行ったときは作品ごとに撮影可かどうか違っていました。
これはそれぞれの作品が個人蔵で持ち主が撮影可としてくれた場合に撮影可となっていたのだと思います。(なのでzozo前社長の前澤さんか撮影可としてくれたので写真を撮れた作品もあったのだと思います。)
以上、ご参考になりましたら。。
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鍋島あやこ(旅する絵画) (@na_mystica) / Twitter