初めて絵を買ったときの話

私が絵を初めて買ったのは作家活動を始めて1〜2年たった頃だろうか?
作家活動をしていて絵もたまーに売れたこともあるけど、その頃はまだ絵を買うという認識はあまりなかったように思う。

 

そんな私の初めて絵を買った時のお話をできたらと思う。


■初めて絵を買ったときのいきさつ

好きな作家さんの展示を見に行く
いいなぁ、と思う作品が何点かあった
悩んだけどその場では購入せず
(その時作家さんは在廊されてませんでした)
会期がまだ残っていたのでもう一度行ければなと思いつつ(割と家から近いギャラリーでした)、なんやかんや行けず仕舞い


好きな作家さんがまた展示する情報を入手する
どうやら前に私が悩んでた作品も展示されるようだ!
片道約2時間かけてギャラリーに行く(遠かった、初めて行くギャラリーだったし降りる駅間違えないかソワソワしながら行った)
作家さんが在廊していたので絵のことについて質問したり・・・
でもなかなか決めきれず
ギャラリーのオーナーさんに悩んでると言うと
悩んでる作品2点を壁から外して隣同士に並べて見比べやすいようにしてくれて、ようやく決めることができました!

 


■絵を買ったときの感想としては、
緊張した!!
絵を観にギャラリーにはよく行っていたものの、観るのと買うのとでは大違い!

悩んだ!!
何点かいいなと思うものがあったのと
絵を買って後悔?がないか、ということをすごく考えた
消耗品と違って永久に残るものだからこそ、自分の感性に100%、それ以上にマッチする作品を選びきりたいという気持ちがあるのかも。
私が最初に購入した作品は一万円前後の作品で、同じような金額の別のものなら自分の中で取捨選択して買えるのに絵となるとすごーく悩んだ。

 

一度でも絵を買ってみると、
慣れた!!
絵を買うということに。
(初めてのときよりは緊張しなくなったり、悩まなくなった。ギャラリーという場で買い物するということに慣れたという感じ)
ただ自分の感性と合う作品と出会えることに対しては一大イベントであることに変わりない。


■絵を買ってよかったこと
・自然と目に入る場所に自分の好きな作品が置いてある
→癒やし
→今日も頑張ろうという気持ちになる
→好きなものに囲まれる幸せ

(仕事をしていると”誰か”のために頑張っていることが多いので、好きなものに囲まれるってとても大切だと思う。)

・飾る作品を替えたり、飾る場所を替えたりして気軽に部屋の模様替えができる
→気分転換ができる

・部屋をきれいにしておこうという気持ちになる
→好きな作品を置くにふさわしい部屋にしておこうという気持ちになる

・作家さんの応援に
できれば自分が好きな作品をずっと生み出してほしいので、少しでも作家さんの応援になればいいな、という気持ちもある

 


以上が私が最初に絵を買ったときのお話です。

あまり絵を飾る習慣がない人も多いかもしれませんが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。

 

写真は私が描いた絵